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今回は、私道と資産価値について検証します。同じ道路でも、何か違いはあるのでしょうか?
◆1.公道とは?私道とは?
道路には大きく分けて、公道と私道があります。この2つの違いを簡単にいうと道路の所有者や管理者の違いです。
国や自治体などの公共機関が所有している道路を公道といい、民間人や民間企業が所有している道路を私道といいます。


◆2.公道と私道の違い
具体的に公道と私道の違いを検証してみましょう。
(1)管理・・・

公道は国や地方公共団体が管理します。私道は基本的に所有者が管理します。
具体的には、道路の舗装などの保守、管理や水道管などの埋設官の保守、管理があげられます。*私道でも地方公共団体が管理する場合もあります。



管理に要する費用は公道の場合、国や地方公共団体、つまり税金から賄われるのに対し、私道は原則その所有者(利用者なども含む)負担です。(地域や道路状況によって地方公共団体が一部助成してくれる場合もあります)
(2)通行・・・ 公道はみんなの道路なので自由に通行することが可能です。私道の場合は原則、道路所有者(利用者)や所有者の許可を得た人が通行可能となります。しかし、私道でも、建築基準法によって指定されたものについては、原則、自由に通行することが可能です。

(3)掘削・・・

掘削(くっさく)とは、道路の舗装工事や、水道管などの埋設などの際に道路を掘ることです。
これは公道、私道ともに所有者の承諾が必要となります。


●公道・私道の違い一覧

  公   道 私   道
  建築基準法による
指定を受けたもの
それ以外
管  理 国、地方公共団体 所有者 所有者
通  行 自由 自由 所有者(利用者)
掘  削 所有者、管理者
の許可必要
所有者の許可必要 所有者の許可必要

◆3.私道と資産価値
前述のように私道は原則、所有者が管理しなければなりませんので、維持管理にコストが発生する場合があります。
したがって、敷地と私道を一緒に購入する場合は、私道の管理方法、管理者をよく確認する必要があります。
また、私道の場合、道路の通行や掘削などに、私道所有者の承諾が必要となります。