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HOME > 誰でもわかる不動産取引 > 隣り合った土地と資産価値 1
   
今回は土地の価値を検証します。通常、土地の価格を調査する際、「この辺は概ね1坪あたり○○万円」というように、その地域のいわゆる「相場」を参考にした上で、駅に近いとか、商店街に近いとか、閑静だとかさまざまな理由を考慮しておおよその価格の目安をつけます。では、同じ地域で、隣り合った土地の価値は同じなのでしょうか?例をとって検証してみましょう。
◆1.隣り合った土地の価値は同じなのでしょうか?

このように隣り合った2つの土地がある場合、どちらの土地の資産価値が高いのでしょうか?また、その理由は何でしょうか?

◆2.資産価値の違い
A土地とB土地の違いを考えてみましょう。


違いその1・・・・・・日当たりがいい。


違いその2・・・・・・建ぺい率が緩和される

(1) 角地の場合、建ぺい率が通常定められている割合に10%の上乗せが可能
(2) 建ぺい率とは敷地面積に対する建物の建築面積の割合のこと

*建ぺい率=建築面積/敷地面積

●ケーススタディ 
都市計画で定める建ぺい率を50%と仮定します。

  A土地の建築面積(上限):50坪×50%=25坪
  B土地の建築面積(上限):50坪×(50%+10%)=30坪



このように角地の場合は建築基準法によって建ぺい率が10%緩和されるのです。

*建築をする市区町村の建築指導課に「建ぺい率が緩和される角地」の要件を確認する必要があります。

◆3.隣り合った土地でも価値は異なる
このように角地と一方の道路にのみ、接している隣り合った土地がある場合、日当たりや建ぺい率の緩和という観点から一般的に角地の方が資産価値が高くなります。